「重い」「大きい」を、当たり前にやり切る。
製缶屋は、地味な仕事です。橋がそこに架かっていても、タンクが工場の片隅に立っていても、誰も製作した会社の名前など気にしません。それでよい、というのが私たち職人の矜持です。
創業者である祖父は、戦後復興期に小さな鉄工所を立ち上げ、ボイラーの修理から始めました。父の代で大型化に舵を切り、私の代で海外プラントの輸出案件まで手がけるようになりました。3代60年、扱うものは大きくなっても、「鉄を、まっすぐに、強く組む」という基本は変わっていません。
厚板を溶かして繋ぐということは、鉄の結晶構造に手を入れる行為です。母材と溶接金属の境界、入熱の量、冷却速度、応力の逃がし方。そのすべてを職人の手と頭で制御し、図面どおりの巨大構造物を立ち上げる。これが私たちの仕事です。
これからも、「巨大なものを、寸分たがわず組み上げる」専門家として、産業の骨格を支えていきます。
代表取締役
山田 サンプル