税理士・行政書士のホームページ制作|選ばれる事務所の構成と載せる内容
税理士・行政書士・社労士——士業の仕事は、依頼する側から見ると「料金が分からない」「敷居が高い」「違いが分からない」の三重の壁があります。だからこそ、この壁を下げた事務所サイトを持つだけで選ばれ方が変わるのが士業という業種です。この記事では、依頼につながる事務所サイトの構成と載せる内容、やってはいけないこと、無理のない持ち方を解説します。
士業こそホームページが効く3つの理由

- ① 依頼前に必ず検索される:税務・法務・労務の依頼は、相手に自社の内情を見せる行為です。紹介された先生であっても、依頼前に名前を検索して人柄と専門を確かめるのが今の標準行動です。
- ② 比較検討の期間が長い:士業への依頼は単価が高く、関係も長期になります。検討者は複数の事務所サイトを何度も見比べます。情報の出し方がそのまま競争力になります。
- ③ 「相談しにくさ」を下げられるのは情報開示だけ:「こんなことを聞いていいのか」「いくら取られるのか」という不安が、問い合わせを止めています。料金と相談の流れを先に見せることが、最も効く営業です。
選ばれる事務所サイトに載せる内容

- 料金表(最大の差別化):士業サイトの多くが料金を載せていません。だからこそ「顧問料 月◯円〜」「設立手続き ◯円〜」と目安を明示するだけで、検討者の安心感が段違いになります。明朗会計は、価格競争ではなく誠実さの表明です。
- 専門分野の明示:「何でもやります」は「何も得意でない」と読まれます。相続に強い、建設業許可に強い、創業支援に強い——絞った専門の明示が指名につながります。
- 代表の顔と経歴:士業は最終的に「人」で選ばれます。顔写真・経歴・仕事への姿勢は必須。事務所の沿革より、先生自身が見えることが重要です。
- 相談の流れ:問い合わせ→初回相談(無料か有料か)→見積もり→契約。先が見えるだけで一歩目のハードルが下がります。
- よくある質問:「相談だけでも費用はかかる?」「土日は対応している?」など、電話で聞きにくいことを先回りで。
士業サイトでやってはいけないこと

- 専門用語の羅列:検討者は素人です。「インボイス対応」より「請求書の制度変更、何をすればいいか分からない方へ」。読み手の言葉で書くこと。
- 実績・情報がゼロのまま公開:「準備中」だらけのサイトは逆効果。最初は少なくても、埋めてから公開すべきです。
- 問い合わせ方法が電話のみ:仕事の悩みを抱える人が動けるのは夜です。24時間受け付けるフォームは必須です。
- 誇大な広告表現:士業には所属団体ごとの広告規制があります(誇大広告や有利誤認を招く表現、根拠のない比較などの禁止)。「絶対」「必ず通る」といった断定表現は避け、詳細はご自身の所属団体の広告規程をご確認ください。規制を守った誠実な表現は、それ自体が信頼の材料になります。
持ち方3つと費用感:先生の時間が一番高い

| 持ち方 | 費用の目安 | 士業との相性 |
|---|---|---|
| 自作(作成ツール) | 0〜3万円/年 | 先生の時間単価を考えると最も高くつく可能性 |
| 制作会社に依頼 | 30〜100万円超 | ブランディング重視の大型事務所なら選択肢 |
| 完成品を購入 | 10〜15万円前後 | 完成形を見て選ぶだけ。開業初期の予算と好相性 |
士業は「時間を売る」仕事です。その先生がレイアウト調整に何十時間も使うのは、経営として本末転倒。作る時間がゼロの完成品は、時間単価の高い職業ほど合理的な選択になります。費用の全体像はホームページ制作費用の相場【2026年版】をご覧ください。
士業向けの完成品を、実物で確認できます
TATEURIでは、士業・事務所向けの完成済みホームページを実物のデモサイトで公開しています。料金表の見せ方、相談の流れ、代表紹介の構成——この記事で挙げた要素が、どう形になるかをそのまま確認できます。価格は一律¥99,000(税込・買い切り)、1社限定で同業の他事務所と被りません。販売中の完成品一覧からご覧ください。
よくある質問(FAQ)
Q. 開業前でも作るべきですか?
A. 開業日が決まっているなら、開業前の準備をおすすめします。挨拶回りや交流会で「検索しても出てこない先生」になるのを防げます。段取りは開業時のホームページはいつ・どう準備する?で解説しています。
Q. 報酬基準はどこまで細かく載せるべきですか?
A. 全メニューの完全な価格表である必要はありません。主要業務について「◯円〜」の目安と、「内容により変動するため見積もり無料」の一文があれば十分です。「載っていない」と「目安すら分からない」の差が大きいのです。
Q. ブログは書くべきですか?
A. 余力があれば強力ですが、必須ではありません。まずは料金・専門・人柄という「静的な土台」を整えるのが先。中途半端に始めて最終更新が1年前のブログは、むしろ逆効果です。
まとめ
士業のホームページで効くのは、デザインの派手さではなく料金の明示・専門の絞り込み・先生の顔という3つの情報開示です。検討者の「聞きにくい」を先回りで解消した事務所が、長い比較検討の末に選ばれます。先生の時間を奪わずにそれを実現する手段として、完成品という持ち方をご検討ください。
事務所の「信頼の土台」を、実物を見てから選べます。
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