耳 を 澄 ま せ る、 銅 の 蒸 溜 器
創業者は、もともとロンドンの蒸溜所で5年、その後スコットランドの小規模ジンメーカーで3年、職人としての修業を積みました。 帰国した2018年、長野の山あいに小さな蒸溜所を構えたのは、日本のボタニカルでクラフトジンを表現したい、という強い思いからでした。
最初に手に入れたのは、ジュニパーベリー一粒。 そこから12種のボタニカルが揃うまで、二年の試作を重ねました。
ドイツ・ミュラー社製の銅製ポットスチル「Hana」。300Lの小さな機関は、温度の変化に敏感で、湿度や気圧にすら応答します。 冬の朝の蒸溜と、夏の夕方の蒸溜では、まったく違う表情のスピリッツが流れ出る。
この機関の声を聞き続けることが、私たちのクラフトです。Hanaは、ジンを作る道具ではなく、共同制作者です。
12種のボタニカルは、それぞれ別の生産者から届きます。 山椒は和歌山の山主から、桜葉は伊豆松崎の農家から、緑茶は静岡掛川の有機農園から。 すべて顔の見える関係でしか調達しません。
一杯のジンの背後には、12軒の農家の手仕事があります。私たちはそれを、ラベルの裏側にひっそりと記しています。
七 年、 ひ と つ の 蒸 溜 器
長野県サンプル市の旧倉庫を改修し、サンプル Distillery を開設。銅製ポットスチル「Hana」を導入。
定番ボトル「Origin」を初リリース。年間生産3,000本。蒸溜所直営ECを開始。
季節限定「Harvest」シリーズをスタート。春・桜葉エディションが3週間で完売。
都市の香気を切り取る「City Series」始動。Shibuya、Kyoto、Sapporoの3本を発表。
International Wine & Spirit Competition 2025 ジン部門にて、Origin がゴールドメダル受賞。
蒸溜所見学プログラム「Master Class」を本格スタート。年間1,200名の来訪者を予定。